呼吸を整えて、こころと身体を整えよう

私は数年前、仕事のストレスで転職しました。転職を決意する直前の頃は、しばらく気分が落ち込み、暗い気持ちで過ごす時期がありました。
何をするのにも気持ちと身体が重く感じられ、
そのとき私が試したのは、「呼吸の質を改善する」ことでした。

呼吸の質を改善して気持ちを落ち着けよう

以前よりも、呼吸を「深く」「たくさん」行うように心がけたのです。

それにより、心が落ち着かない時間が減りました。

「ゆっくりと呼吸して、自分の息の音だけを聞く。」

自分と一対一になって、その息づかいを聞いてみて下さい。
何も考えないで、「スーーーーーーっ、スーーーーーーーっ」という息の音だけに集中するのです。

心の状態を水面に例えましょう。

仕事で嫌なことがあった。
明日のことを考えると気が滅入る。
気が重くて、嫌な考えが頭の中でグルグル回る。

そのとき、あなたの心の水面は激しく波打っています。
「考えたくない嫌なこと」が、あなたの心に荒波を立てている原因です。

自分で呼吸をコントロールして心の波を鎮めよう

そこで、目をつぶって、ゆっくりと深呼吸をして下さい。
呼吸は自分で自分の「心」と「身体」をコントロールできる、一番身近で簡単なことです。
どこでも、手軽に、すぐにやることができます。

普通に深呼吸で構いません。
目をつぶって、ゆっくり息を吸い込んで下さい。
そのとき、意識は「吸い込む息」に向けましょう。
「スーーーーーっ」と心の中で、吸い込む息に効果音を付けましょう。

そして、ゆっくり息を吐き出します。
ポイントは吐き出す時間の長さです。
吐き出す時は、吸い込む時の3倍くらいの時間をかけて、ゆっくりと息を吐き出します。
息を吐き出す時に、人間の心と身体はリラックスの状態になります。

「スーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」と心の中で、吐き出す息に効果音を付けて、ゆっくりと吐き出します。

これを何回か繰り返しましょう。

そして、繰り返しながら、自分の心臓の鼓動を感じてみて下さい。
「吐き出している時」に、心臓の鼓動が「ゆっくり」になることに気付きましたか?

そう、吐き出している時には、心臓の動きが落ち着きます。
ドクドクと打っていた鼓動が、次第に収まってきます。
自分の息の音を聞いて、心臓の鼓動が収まるのを感じて、その他のことは何も考えないこと。

「自分の呼吸」を何より身近に感じることから始めよう

そう、あなたの「呼吸」を第一に感じて下さい。
世の中のあらゆることよりも、あなたが一番優先するべきことは、あなたなのです。

自分の呼吸を感じて深呼吸を繰り返すと、そんな気持ちが次第に感じられてくるでしょう。
波打っていた心の水面は、いつの間にか静かになっていきます。
落ち着いて、「しん・・・」と静まり返った心に。

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